日本携帯を海外で快適に使う方法(その2)ー不要アプリ削除
はじめに
前回は、まず前準備としてSIMフリー化の手順をご紹介しました。
今回は、その携帯を実際に海外で使う場合の設定方法を載せていきたいと思います。
どうしても以前日本で使っていた携帯電話では、不要なアプリ (My Docomoなど) がた~くさん入っていて使いにくくなっています。またそのほとんどが、そのキャリアを使っている時に使えるアプリであって、契約の切れた状態で海外で使う場合は、正常に動きません。ゴミアプリとなってしまいます。携帯を遅くするだけのウイルスのようなものです。
まず考えるのが要らないアプリを削除ですが、キャリアのアプリは基本的に削除出来ないんですよね。
それで今回ご紹介するのは、不要アプリを消してスッキリカスタマイズする裏ワザとなります。(Root化する必要無し。)
※この情報は、Android端末のみの情報です。
(iOSの場合、Appleのソフト以外は、キャリアのアプリは基本的にすべて削除できるので。)
不要アプリの削除方法
事前準備(購入するもの)
・パソコンとUSBケーブル。
携帯電話側での準備
1.携帯電話をパソコンから操作出来るように設定します。以下の操作を行ってください。
①.「設定」→「端末情報」を開き、「ビルド番号」を7回タップします。
③.「設定」→「開発者向けオプション」が表示されるので、その中にある「USBデバッグ」をONに設定します。
2.携帯電話の情報を初期化します。
①.「設定」→「システム」→「リセットオプション」→「すべてのデータを消去」を選択して実行してください。
※全部削除しなくても、最低限Googleアカウントの情報は携帯電話から削除してください。
パソコン側での準備
以下のサイトから携帯電話を操作するためのADBツールをダウンロードします。
1.下記のページにアクセスします。
2.「Download SDK Platform-Tooks for Windows」を選択します。

3.「同意する」にチェックを入れて、ダウンロードボタンをクリックします。

4.ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。(解凍した結果は、以下の画像のようになります。)

パソコンでの操作手順
1.パソコンとAndroid端末をUSBケーブルで接続し、携帯電話側で許可を選択します。
2.先ほど解凍したフォルダで、赤く囲っている部分に「cmd」と入力してエンターキーを入力してください。(コマンドプロンプトが開きます。)

3.開いたコマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力して実行します。
adb shell dpm set-device-owner com.kunkunsoft.rootpackagedisablerfree/.receiver.DPMReceiver
4.携帯電話側で、「設定」→「セキュリティ」→「提供元不明のアプリ」をONにします。
5.携帯電話で下記にアクセスして、「PackageDisabler」をダウンロードし、実行します。
6.アプリより、インストール済みアプリ一覧を出し、無効化したいアプリを選択すれば、不要なソフトを消すことが出来ます。

スングルさん
まとめ
いかがでしたか?これで日本の携帯を再利用することが出来ます。それもサクサクになります。不要なキャリアのアプリも無くなり、気持ちもスッキリですね!!
無理やり入っているものを消すので、リセットする事態になるかもしれませんので、必ずバックアップを取ってから、作業を行ってくださいね。