ラズパイ活用術:地デジ録画環境EPGStationの設定ガイド

IT

はじめに

今回は、地デジ録画環境を作り直したので、その時のメモを残したいと思います。
もし皆さんもこの時期に、地デジログが環境を作られる方は、参考にしてみてください。

必要機材

SCM ICカードリーダー/ライター B-CAS・住基カード対応 SCR3310/v2.0

PLEX社製 地上デジタル対応USB接続ドングル型チューナー PX-S1UD

チューナー、B-CAS用カードリーダの準備

1.チューナードンクル(PX-S1UD)のファームインストールします。

wget http://plex-net.co.jp/plex/px-s1ud/PX-S1UD_driver_Ver.1.0.1.zip
unzip PX-S1UD_driver_Ver.1.0.1.zip
sudo cp PX-S1UD_driver_Ver.1.0.1/x64/amd64/isdbt_rio.inp /lib/firmware/

2.カードリーダドライバのインストールします。

sudo apt -y install pcscd libpcsclite-dev pcsc-tools
pcsc_scan

Japanese Chijou Digital B-CAS Card (pay TV)
↑の表示が出たら Ctrl + C で終了

3.再起動します。

sudo reboot now

HDDの初期化

1.USB HDDのUUIDを確認します。番号を覚えておいてください。

sudo blkid

2.自動マウントするように設定を変更します。

sudo nano /etc/fstab

先ほどメモしたUUIDを登録します。

UUID="XXXXXXXX"     /mnt/usbhdd     ext4    defaults,nofail 0 0

3.フォルダの作成と権限の変更します。

mkdir /mnt/usbhdd
sudo chown -R 1000:1000 /mnt/usbhdd

gitとDockerのインストール

1.下記のコマンドでgitとDockerのインストールします。

sudo apt install -y git docker docker-compose
docker -v
docker-compose -v
sudo systemctl enable docker

2.再起動します。

sudo reboot now

docker-mirakurun-epgstation のインストール

1.下記のコマンドでdocker-mirakurun-epgstationをインストールします。

cd /mnt/usbhdd
curl -sf https://raw.githubusercontent.com/l3tnun/docker-mirakurun-epgstation/v2/setup.sh | sudo sh -s

2.設定の変更します。

cd /mnt/usbhdd/docker-mirakurun-epgstation
sudo nano ./docker-compose.yml

下記の部分のみ書き換えます。

mysql:
    image: yobasystems/alpine-mariadb
    command: --character-set-server=utf8 --collation-server=utf8_unicode_ci --performance-schema=false --expire_logs_days=1

実行と動作確認

1.Dockerをビルドして実行します。

sudo docker-compose up -d

2.下記のコマンドで動作確認します。

curl http://127.0.0.1:8888/#/
curl http://127.0.0.1:40772

動かない場合は、下記のファイルを確認すること。

tail ./epgstation/logs/Operator/system.log

テレビのチャンネルスキャン

1.Mirakurunのチャンネルスキャンを手動で実行します。

curl -X PUT "http://raspberrypi.local:40772/api/config/channels/scan"

まとめ

いかがだったでしょうか?メモ程度の情報しか書いていない為、分かりにくいかもしれません。
また必要な情報があれば、こちらに加筆していきたいと思います。

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