DockerでのLibreChatローカル構築:ログイン問題の解決方法

IT

はじめに

LibreChatをDockerでローカル環境に構築する際に、毎回ログインが必要になる問題に陥ったので、今回は、この問題を解決する方法を紹介します。
結論から言うと、設定を変えるだけで実現できました。

問題の概要

LibreChatをDockerでローカル環境に構築すると、アプリケーションを再起動するたびにログイン情報がリセットされ、再度ログインが必要になるという問題が発生します。

原因

この問題の原因は、LibreChatのAPIサービスが再起動時にセッション情報を保持しないことにあります。通常、セッション情報はバックエンドで管理されますが、デフォルト設定ではこれが適切に機能していないようです。(HTTPSならこの問題は起きないようです。)

解決方法

この問題を解決するためには、docker-compose.override.ymlファイルに以下の設定を追加します。この設定により、APIサービスがデフォルトのコマンドではなく、開発モードで実行されるようになります。

services:
api:
command: npm run backend:dev

まとめ

LibreChatをDockerでローカル環境に構築する際に毎回ログインが必要になる問題は、docker-compose.override.ymlファイルに適切な設定を追加することで簡単に解決できました。

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