今回掘るテーマ – 夜の警備も、モグラ流でいこう!⛏️
NASルームをうろつくモグラ先生が、ふと見つけた謎の箱。その中には、手頃な価格で大活躍しそうな「ATOM Cam 2」が眠っていました。
「これを NAS と組み合わせたら、最強の見張り番が作れるかも!?」
というわけで、今回は 「ATOM Cam 2 を Synology Surveillance Station で使う方法」 を掘りまくります!
ATOM Cam 2ってどんなカメラ?🪹
- 解像度:1080p / 20 FPS(昼間)
- 視野角:120°
- ナイトビジョン:IR LED×4(最長9m)
- 防水防塵:IP65
- 価格:5,500円前後(2025年4月現在)
モグラ先生:
「安いけど侮れない!性能はバッチリ。お財布にやさしいから、何台かまとめ買いしたくなっちゃうね🐾」
公式サポート状況
- Synologyの公式対応リストにはまだ載っていません。(2025年4月現在)
- つまり「裏技(RTSP/ONVIFストリーム)経由」で登録する必要あり!
🛒もぐTechおすすめ!「まずはNASを手に入れよう」
モグラ先生:今回の掘削作業は、SynologyのNASがあることが大前提だよ!もしまだ持ってないなら、ぼくがおすすめするモデルを紹介するね。🐾
- 手軽にスタート!1ベイモデル(最安クラス)
👉 Synology DiskStation DS120j(Amazonリンク) - 容量も安心!2ベイモデル(バランス型)
👉 Synology DiskStation DS223j(Amazonリンク)
👉 Synology DiskStation DS223(Amazonリンク)
モグラ先生:2ベイのほうがRAIDも組めるから、データをより安全に掘り出せるよ~⛏️✨
🛒もぐTechおすすめ!「まずはカメラを手に入れよう」
モグラ先生:今回の掘削作業に使うのは、ATOM Camシリーズだよ!コスパ最高のカメラを紹介するね。🐾
- 定番!据え置き型の万能カメラ
👉 ATOM Cam 2(Amazonリンク) - ぐるぐる見渡せる!首振り対応カメラ
👉 ATOM Cam Swing(Amazonリンク)
モグラ先生:Swingなら首をぐるっと回せるから、広い範囲を見守りたい人にぴったりだよ~🔭✨
ATOM Cam 2を“掘り起こす”3つのルート ⛏️🐾
難易度 | 方法 | 特長 | ひと言メモ |
---|---|---|---|
★★★☆☆ | Thingino Firmware | ONVIF/RTSPに対応。最新&安定! | 設定もわかりやすい。おすすめ! |
★★★☆☆ | mnakada/atomcam_tools | RTSP/ONVIF対応+WebUI完備 | 機能豊富!更新も活発。 |
★★☆☆☆ | Docker-Wyze-Bridge | NASにDockerでRTSPブリッジ作成 | フラッシュ不要だけどNAS負荷に注意。 |
モグラ先生:
「それぞれ“穴の深さ”が違うから、自分に合った掘り方を選ぼう!」
① Thingino Firmware(安定志向ならこれ)
- GitHubから最新ファームをダウンロード
- 解凍してmicroSDのルートにコピー
- カメラに挿して起動→専用Wi-Fiに接続して設定
- ブラウザでアクセスしてパスワード設定
RTSPは /ch0
、サブストリームは /ch1
で生成されます!
モグラ先生:小さな穴掘りポイント
「ThinginoはONVIFもしゃべれるから、Surveillance Stationがカメラを自動発見してくれることもあるよ!」
② mnakada/atomcam_tools(機能てんこ盛り)
- 2024年11月に最新版 v2.5.17 をリリース済み!
- RTSP/ONVIFサーバーを内蔵
- go2rtc連携、Pan/Tilt制御、Webhook連携、タイムラプス撮影などなど機能満載
- Webブラウザから細かい設定もできる✨
インストール方法は、ほぼThinginoと同じ。
ただし、新しいカメラはSecure Bootで導入できない場合ありなので注意!
モグラ先生:
「細かいカスタマイズしたいなら、こっちもありだね。」
③ Docker-Wyze-Bridge(NASだけで完結)
- DockerコンテナをNASで動かして、Wyze/ATOMのアカウントを使ってストリーム中継。
- カメラのファームを書き換えずにRTSP化できる。
ただし、NASに常時負荷がかかるので、リソースに余裕がある環境向けです。
Surveillance Station 9側の設定方法🖥️
やることは共通!
- Surveillance Stationを最新版(9.2以上)にしておく
- 「IPカメラ」→「追加」→「手動追加」を選ぶ
- ブランドは「ユーザー定義(Generic)」
- ストリーム情報を入力
- RTSP URL 例:
rtsp://<ユーザー>:<パスワード>@<カメラIP>/ch0
- ビデオプロファイルは「H.264」推奨(H.265未対応のことが多い)
モグラ先生:
「“ONVIF”も有効なら検索だけで自動登録できるかも!試してみよう!」
落とし穴にご注意!🕳️
注意点 | 内容 |
---|---|
Secure Boot問題 | 2024年後半ロット以降、一部のATOM Cam 2はSDカードブート自体ができない。 |
保証対象外 | 改造ファームを使うとメーカー保証は無効に。自己責任でね! |
ストレージ設計 | 1080p録画で1日20GBくらい消費。NASの空き容量に注意! |
まとめ 🏁
- ATOM Cam 2は工夫すればSynology NASにバッチリ組み込める!
- Thingino Firmwareかmnakada/atomcam_toolsが現状ベストな選択肢。
- Secure Bootにさえ気をつければ、超コスパ良しの見守りシステムが完成!
モグラ先生:
「さぁ、君も掘って見つけた!って叫びたくなる最高のNASライフを楽しもう!🪹🐾」