Synology DSM → Microsoft Teamsで通知を飛ばす最新ガイド

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モグラ先生:「やあやあ! 今日は“古いトンネル(Incoming Webhook)”がいずれ塞がるってウワサを聞きつけて、新しい“Workflows トンネル”を掘ってきたよ。さっそく一緒に潜ってみよう!」


今回掘るストーリー 🪹

昔ながらの Incoming Webhook は 2025 年末で完全閉鎖予定。今後は Power Automate Workflows が発行する“次世代 Webhook”へ移行するのが吉です。 (Simple Workflow to Replace Teams Incoming Webhooks, January 2025 – Microsoft 365 US Public Sector Roadmap Newsletter)
本記事では Synology DSM 7.2 以降 から Teams Workflows Webhook へ通知を送る手順を、モグラ先生の穴掘りポイント付きで解説します。


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モグラ先生:今回の掘削作業は、SynologyのNASがあることが大前提だよ!もしまだ持ってないなら、ぼくがおすすめするモデルを紹介するね。🐾

モグラ先生:2ベイのほうがRAIDも組めるから、データをより安全に掘り出せるよ~⛏️✨


1. 廃坑寸前!? 旧 Incoming Webhook の現状

モグラ先生: 「要するに“旧トンネル”は補強してもあと 1 年半で閉鎖。新トンネルを掘った方が安心ってわけ!」


2. 予備知識 ― Workflows Webhook って何?

Microsoft Teams の Workflows アプリ(裏側は Power Automate)が提供する
When a Teams webhook request is received」トリガーを使うと、
外部サービスから JSON を投げるだけでチャネルにメッセージを投稿できます。 (Webhooks and connectors – Teams | Microsoft Learn, Create incoming webhooks with Workflows for Microsoft Teams)

モグラ先生: 「簡単に言うと、Incoming Webhook の後継だよ。JSON 形式もほぼ同じだから、Synology 側の設定はそのまま流用できるのが嬉しいね」


3. Step-A —— Teams で Workflows Webhook を作成 🐾

  1. Teams で通知を出したいチャネルを開き、右上「…」→ Workflows をクリック。
  2. 検索ボックスで webhook を入力し、テンプレート
    「Webhook 受信時にメッセージを投稿する」 を選択。 (Create incoming webhooks with Workflows for Microsoft Teams)
  3. [続行] → [保存] を押すと Webhook URL が生成される。コピーして控えよう。
  4. テンプレート名は「Synology-Alert」など分かりやすく変更可。

モグラ先生(吹き出し)

「URL は超重要だからパスワードマネージャーに入れてね。漏れると誰でもトンネルを通れちゃうよ!」


4. Step-B —— Synology DSM 7.2 で Webhook を登録 ⛏️

  1. [コントロールパネル] → [通知] → [Webhook] を開き [追加]。 (Webhooks | DSM – Knowledge Center – Synology)
  2. プロバイダー ドロップダウンで “Custom” を選択(Teams プリセットでも可)。
  3. 名前 に「Teams-Workflows」、URL に先ほどの Webhook URL を貼り付け。
  4. HTTP メソッドは POST、コンテンツは application/json (デフォルト)。
  5. テスト送信 → チャネルにカードが届けば OK。 (How can I configure the Microsoft Teams webhook to receive DSM …)

小さな穴掘りポイント

モグラ先生: 「Adaptive Card を使いたい? DSM の HTTP リクエストボディを編集 で JSON を自作すれば OK! 公式サンプルも参考にしてね」 (Create & Send Actionable Messages – Teams – Learn Microsoft)


5. Step-C —— 通知ルールをチューニング 🪹

  1. 同じ画面の [ルール] タブで [カスタムルールの作成]
  2. 例:
  • ストレージプール異常
  • ボリューム劣化
  • UPS 切替
  1. “重大” だけに絞るとチャネルが静かで見逃しゼロ!

モグラ先生:成功しました 系を全部オンにすると土砂崩れみたいにカードが埋まるよ。必要なものだけ掘り当てよう!」


6. 旧 Webhook→Workflows へ“安全に乗り換える”手順

状態すること備考
旧 URL だけ運用Workflows URL を発行し、Synology 側で URL 差し替えJSON はそのまま流用可
大量のチャネルで旧 WebhookGraph API で Connector 一覧を取得→一括で Workflows 作成スクリプト例は TechCommunity で共有あり ([Issues with MS Teams Connectors
プライベートチャネルで通知したい2025-08 までに Workflows でも対応予定。暫定は Bot か Graph API を利用(January 2025 – Microsoft 365 US Public Sector Roadmap Newsletter)

7. トラブルシューティング 🎯

症状掘った結果解決策
400/401 エラーURL が無効 or 署名キー誤りURL を再生成して貼り直し (Microsoft Teams Webhook Generating 400 for Adaptive Card)
カードが真っ白JSON フォーマットミス[Adaptive Cards Designer] で検証しよう (Create & Send Actionable Messages – Teams – Learn Microsoft)
通知が届かないDSM が Rule で弾いているルール設定を確認 (How can I configure the Microsoft Teams webhook to receive DSM …)
Teams Desktop だけ表示崩れ2024-08 の既知バグWeb 版は正常。修正パッチ待ち ([Issues with MS Teams Connectors

8. まとめ ― 今日の掘り出し物 🎉

モグラ先生: 「これで新トンネルは開通! 次回は“掘って見つけた!Workflows で Slack や Discord もまとめて監視” をお届け予定だよ。またね~⛏️」

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